エコ博士

■ヒートアイランド現象とは?

都市部の気温が周辺の郊外より高くなる現象をヒートアイランド現象といいます。都市部と周辺の気温差は1年を通じてありますが、とくに風のない夜間はその差が大きくなる。また夏よりも冬のほうが温度差は大きく、時には5度以上になることもある。主な原因としては、アスファルトの道路が昼間の太陽の熱射で高温となり、夜間にその熱が放出される。都会の樹木が伐採され緑地面がドンドン狭まっていき、植物や地表からの水分の蒸発量が減少し、蒸発潜熱が減少する。(樹木は常に大量の水を空気中に吐き出しています。)都市部に高層建物などが密集して建ち、壁面で多重反射するため構造物が加熱され易くなる。都市部へ人口が集中することにより、各種エネルギー使用量が大幅に増え排熱量が増加する。などが考えられています。

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